先月、ささき矯正歯科の一同は、日本矯正歯科学会 大会に参加してきました。
今年は会場が横浜だったので、蒲田から近くて便利な半面、旅行気分にはならず、ちょっとつまらなかったかも?! (^^;)

が、やはり国内で一番規模の大きな矯正歯科の学会とあって、各人それぞれ、色々と刺激を受けて帰ってまいりました。

杉野先生は、今年は筆頭演者ではなかったものの、「ヒト咽頭領域への電気および味覚同時刺激による嚥下誘発効果」と題する、発表を行いました。
大学院生時代より、歯並びにも影響を与える『飲み込み方』のメカニズムについての研究を行っているのですが、集大成として、来月には米国の国際学会でも発表します。

それに関連して、荒木(旧姓:松久)先生は、近藤悦子先生のセミナーが興味深かったとのこと。 
「舌や口腔周囲筋の健全な筋活動と鼻呼吸の確立が、矯正治療にとって大切である」と、御自身の豊かな治療経験をもとにした御講演は確かに説得力がありました。
ささき矯正歯科でも『MFT(筋機能療法)』を積極的に行っておりますが、杉野先生の研究と合わせて、その重要性を再認識いたしました。

小川は、一般の方向けに数々のベストセラー本を書いている免疫学教授の安保 徹先生の御講演が面白かったです。
安保先生は、「ガンは治療してはいけない」と言ったようなショッキングなタイトルの本を数多く書かれており、かねてより興味を持っておりました。学会では、エビデンスに基づいた科学的なお話をして下さり、非常に勉強になりました。(個人的には、本のタイトルそのままを鵜呑みにするのは危険と思いますが…。)

院長佐々木は、矯正治療の保険請求の疑問点が解決でき、また年に1回この時期に矯正専門医の医局OBが集まるオルソクラブ21の会長の任期を無事に全うさせて頂き、ホッとしたとのこと。臨床や、専門医制度、矯正治療の保険制度について、皆さんと色々とディスカッション出来たのが、ためになったとのこと。

しかし、しかし、今年の学会のハイライトは、業者主催のくじ引きで、荒木先生が「iPad」を当てたことでしょう!!!
(院長は、4ギガのUSBが当たって自慢してましたが・・・)
外れも多い中、運が強い!これからも良い運を、ささき矯正歯科にも呼びこんで下さいね(^O^)。 (小川)

2010学会松久 2010学会杉野
(景品のiPadを手に笑顔の荒木先生と、自分の発表パネル前の杉野先生)

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