今年、平成25年の確定申告は、2月18日(月)〜3月15日(金)です。
矯正治療でかかった金額も、もちろん医療費控除の対象になります。
電子申告も可能ですが、長くなるので、電子申告については下部に記載しておきます。

kakuteishinkoku-1矯正治療の医療費控除については、過去の、このブログと医院のホームページの記事を参照になさって下さい。

矯正治療費は医療費控除の対象です(2012年02月06日の記事)
医療費控除で、矯正治療が安くなる?(平成20年時での計算例)


具体的な申告のやり方は、国税庁の特設ページをご覧下さい。
国税庁:平成24年分 確定申告特集


歯の治療費がどこまで、医療費控除として認められるかは、以下に書いてあります。
(美容整形目的の成人の矯正治療は、医療費控除の対象にはなりませんので、ささき矯正歯科では、診断書も発行しております。必要な方は、お申し出下さい。)
国税庁:医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例



医療費控除の確定申告は、電子申告e-Taxも可能で、ご自宅のパソコンから申告出来ます。
が、電子申告が初めての場合は、事前に準備が必要で、HPを読んでもわかりにくい… (-'`- ;)。

電子申告ではなく、インターネット上で申告書を作成して郵送する方が簡単です。混雑している窓口に行かなくても良いので、楽ちんです。

郵送と電子申告と、2つの方法を上げておきます。

e-TAX

【インターネットで申告書を作り、書面で提出するやり方】

1)国税庁:平成24年分 確定申告特集から、印刷して郵送等で提出(書面提出)を選びます。

2)指示されるままに記入してゆき、最後にプリントアウトをして、管轄の税務署へ、領収書と共に郵送。数字を入力すると、自動で計算してくれて便利。

領収書を手元に残しておきたい場合

申告書を送る際、「医療費の領収書等の返戻を希望する旨の書面、および切手を貼った返信用封筒」を必ず同封すること!(税務署での保存期間は、1年。)
(以上、国税庁Q&A、Q22の(18)より)

◆インターネットで申告書を作る際の、医療費控除の入力方法
国税庁:申告書の作成方法 → 医療費控除の入力編のpdf

◆インターネットを使わない場合の、医療費控除の明細書の書式
国税庁:明細書・計算明細書等 → 医療費の明細書のpdf

◆エクセル方式もあります。インターネットで申告書を作る際に、読み込ませることもできるようです。
平成24年分確定申告書等作成コーナー左サイドバー→ 医療費集計フォーム



【電子申告のやり方】
ーe-TAXの事前準備ー

1)前もって市役所等へ
 ・住民基本台帳カード(略して住基カード)に電子証明書を発行してもらいます。

2)ICカードリーダーを購入します。(値段は2000〜3000円程度)
 ・住基カードが使える機種を選んで下さい。その後、ドライバーもインストール。

◆Amazonへのリンク:カードリーダー

◆詳しくは:公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会


3)以下から、ソフトウエアをインストール
 ・ルート証明書等のソフトも幾つかインストールします。
 ・パソコンのOSや、ブラウザ等のスペックを確認してからインストールして下さいね。

◆国税庁:e-TAXをご利用になる場合の準備等


4)ブラウザの設定
 ・ActiveXを使用可能になっているか、ポップアップブロックが解除されているか確認。
 ・そうなっていない場合は、ブラウザの設定を変更する。

5)ここまで来てやっと、申告開始!長い道のりでした。 \(^o^)/

◆平成24年分確定申告書等作成コーナーhttps://www.keisan.nta.go.jp/h24/ta_top.htm


電子申告の場合は、医療費の領収書を送る必要はありません。(5年間保存)
この他、還付処理がスピーディーに行われるなどのメリットもあるようです。
◆国税庁:e-Taxならこんなにいいこと



以上、長々書きましたが、平成25年の医療費控除の確定申告のやり方を、上げました。
参考になさって頂けたらと思います。


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