ささき矯正歯科日記

大田区蒲田駅前にある、小児から大人まで歯並び治療専門の、矯正歯科医院のブログです。

学会・講演会

東京都大田区蒲田駅前にあるささき矯正歯科のブログ

学会

早い物で、ささき矯正歯科が移転してから1ヵ月が経ちました。院長室に山積になっていた、すぐに使わない物を詰め込んでいたダンボールも何とか片付き、落ち着いてパソコンに向かえるようになった今日この頃。9月に書き溜めていた学会レポートをやっとアップできます。(^^;)
↓↓

パネル9月19日から21日までの3日間、第66回日本矯正歯科学会・発表のために大阪に行って参りました。
院長・佐々木と小川は、『可徹式透明樹脂製矯正装置の改良法』と題して、日本歯科大学新潟生命歯学部矯正学講座の寺田員人教授、吉田満先生、および清水美奈子先生、宮井敏先生、深川淳平先生らと一緒に、昨年今春発表した装置をさらに改良したものについて、発表してきました。可撤式透明樹脂製矯正装置とは、ペットボトルのような透明なプラスチック樹脂で出来た装置のことで、アクアシステムやクリアライナー、エシックス等に代表される装置のことです。(装置の写真装置をはめた写真。)

思えば去年は、学会発表用パネルの入った長ーーーい筒を忍者よろしく担いで飛行機に乗り込み、札幌に向かったものでした。が、今年は清水先生が大阪までパネルを運んで下さる事になったので、手ぶらv。1年経つのは本当に早い!そんな訳で今回は貴重品搬送のミッションがなかったため、我々ささき矯正歯科ドクター3名はそれぞれ、飛行機やら新幹線やらでゆるゆる大阪に向かいました。平日昼間に蒲田の診療室にいないのも、ちょっと変な気分だなぁと思いつつ…。

「美育 口と顔の科学」が今回の学会のテーマであったため、市民公開講座では、「横顔を見てみよう 気付かなかった美を探る」「よい歯並びと笑顔が育む健康美」と題したお話がありました。この市民公開講座では毎年、一般の市民の方々に向けたわかりやすいお話や、無料の歯並び相談などが行なわれます。どなたでも自由に参加できますので、お近くにお住まいの方は是非一度、足を運ばれると良いですよ(^^)。ちなみに来年の学会は千葉県で行なわれる予定とのこと。

今年もまたドクター向けの興味深い講演やセミナー、新製品紹介など数多くあったため、我々は、大阪国際会議場の広い会場内を迷いながらあちらこちら移動し、目まぐるしい3日間を過ごしました。また、それぞれ、大学病院勤務時代の同僚や、先輩・後輩達とも再会し、懐かしく近況を語り合う一方、日々頑張っている姿を見て、強い刺激を受けてきました。

9月は医院引越しと重ったため休診日が多くなってしまい、患者の皆様には大変御迷惑をおかけいたしました。今回の旅で、学び、得てきた物を、今後の日々の診療に生かすべく頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します!(松久、小川)

宮井先生と一緒にパチリ演者一同<写真:発表パネルの前で>

お好み焼き♪大阪の夜やねん!<写真:大阪の夜を満喫!>

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台湾の先生たちの合同勉強会

6月14日(金)、院長佐々木が幹事を務めさせて頂いた、日本・台湾合同国際勉強会が、蒲田で催されました。その前の週は新潟で学会発表を行い研鑽してきたばかりなので、勉強熱心な?我々ささき矯正歯科の一同です(^^;)。今回は、「台湾のインプラントの現状」と題して、台湾からわざわざ諸先生方にお出で頂きました。今回の発表はインプラントとや歯周オペに関する内容なので、私たち矯正専門医にとって日々の臨床とは直接結びつかない内容なのですが、審美歯科や歯周補綴などの最新の事情をチェックしておくことは分野が違っても、矯正治療の質を深めるためには必要です。

ご講演御発表して頂きました曽 育弘医師(國際口腔植體學會(I.C.O.I)2006年第24届世界年會大會主席)の他、廖 敏熒 医師(現任台湾種植學會理事長)、呉 建徳 医師(長島牙醫診所院長、中山校友會會誌木綿主編)、許 榮庭 医師(極品牙醫診所院長)を始め、十数人ほどの著名な先生達にお集まり頂きました。

 

お土産交換発表は英語だったのですが、素晴らしいスライドやわかりやすい語り口により、エーゴが苦手な小川でも、何とか大体の内容は理解することが出来ました(^^;)。 手術手技は大胆で緻密、歯周病で骨を喪失したところに、骨を移植し歯周組織を再生し、最後に素晴らしいスマイルに変貌してゆく台湾の患者さんたち。いやいや、日本の歯科医師も負けてはいられませんぞよ! 最後に、感謝状贈呈とお土産交換が行われました。日本からは院長佐々木が選んだ、何と東国原知事で有名になった宮崎の「地鶏の炭火焼」!が贈られました。

台日懇親会勉強会の後は、庶民のジャパニーズスタイルを楽しんで頂こうと“居酒屋!“で懇親会が催され、、片言の英語や中国語や日本語やジェスチャーで、交流を深めました。台湾の先生たちと交流できるような機会はなかなかありませんので、非常に貴重な体験でした。幹事だった院長佐々木が台湾の先生たちを連れて、どこで何時まで国際交流を深めていたのかは謎です…。最後に、色々コーディーネートして頂きました陳先生、大変お世話になり有難うございました。(小川)

甲北信越矯正歯科学会@新潟で発表!

6月10日(日曜)、新潟県歯科医師会館にて第22回甲北信越矯正歯科学会が開催され、我々ドクター一同、新潟へ行って参りました。院長佐々木は演題発表、小川は学会運営のお手伝いという任を担って、いざ出発!

実は、発表数日前になってもスライドが完成しておらず、ささき矯正歯科OA担当?の小川が残業しながらパワーポイント作りを行い、その間、院長佐々木は原稿を制限時間内に収めるべく、原稿の練り直しと読み合わせの練習!いやはや、とても旅を楽しもうなどという心の余裕もなく、バタバタと新潟に向かったのでした。

発表中の院長しかしながら、その甲斐があって、素晴らしい発表でございました!(^^)  サブスライド係や感謝状贈呈係として一番前の席で院長の発表を聞いていた小川でしたが、それまでの疲労が吹っ飛び、苦労が報われたと安堵。が、何よりほっとしたのは、前夜久しぶりに集まった同窓の医局仲間との飲み会が深夜まで盛り上がったにもかかわらず、院長が二日酔いにならずにシャキッと壇上に上ってくれたことでした(^^;)。(写真:発表中の院長佐々木)

口演は、『可撤式透明樹脂製矯正装置を用いた小数歯の歯牙移動』と題するもので、院長が研究を続けているプラスチック製の目立たない矯正装置についてのものです。(写真) この装置については既に今まで何回か発表させて頂いておりますが、今回は色々な症例を提示し、より具体的な内容となりました。本当は、あれも言いたいこれも伝えたいと、もっともっと語りたかったのですが、発表時間が決まっておりましたので、内容を割愛するのが大変でした。(写真:当日発表した内容の一部)

スライド「装置製作法」

スライド「症例2」スライド「症例3」

小川や松久も、久しぶりに会う懐かしい先生達と交流を深め、日本歯科大学新潟生命歯学部歯周病学講座の佐藤教授の特別講演や、他の先生達の素晴らしい発表に研鑽し、有意義に過ごした一日となりました。

大会長や実行委員長を始め、学会幹事校だった日本歯科大学新潟生命歯学部の関係者の皆様、どうも大変お疲れ様でした。今回の発表に当たり、色々と御指導下さいました寺田教授、誠にどうも有難うございました。最後にH先生、小川と松久が昼食に頂いた関係者弁当、美味しゅうございました。どうも有難うございました! (写真:当日の各一コマ)
(小川、松久)

発表を終え笑顔の院長小川は感謝状贈呈のお手伝い記念撮影

金属アレルギー講演会

2月21日、金属アレルギーの講演会に、ささき矯正歯科ドクター一同、参加してまいりました。
我々矯正医は、金属アレルギーの患者様に度々遭遇いたします。重度の場合は、ワイヤーを使っての矯正治療が出来ないこともあるのです。よって、大いなる興味を持って会場に向かいました。

昭和大学 顎口腔疾患制御外科学教室 教授・角田左武郎先生をお招きしての、「金属アレルギーと歯科疾患」と題しての講演会です。蒲田歯科医師会・稲葉会長の挨拶に続き、学術担当理事・院長佐々木の講師紹介を持って、会が始まりました。

まず、アレルギーの総論的な解説です。歯科金属アレルギー反応は IV型アレルギー反応であること、発生部位や時期が多様化しており原因の確定を難しくしていること、男女差では女性に多く、30歳くらいと50〜60歳くらいが多いこと等のお話がありました。
ついで、症状について、接触性皮膚炎(舌炎、口内炎、舌痛症、口腔周囲炎)の他、掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)、汎発性(はんぱつせい)皮膚炎、難治性湿疹などの全身性皮膚炎の解説がありました。つまり、直接金属が触れているところだけではなく全身に症状が及ぶこともあるのですね。抗原である金属の詰め物や冠を除去した後も、症状の改善には、かなりの時間を要するとのこと。うーむ、これは困った…(..)。
また、金属アレルギーが疑われる患者様には、専門外来や皮膚科でパッチテストを受けて頂いた方が良いこともわかりました。

ここで皆様にわかりやすく少し解説を加えますね。
金属アレルギーは、金属が汗などで溶け出してイオンとなり、体内の蛋白質と結合して抗原性(アレルギー性)を獲得することにより起こります。(金属そのものは生体に対して抗原性を示しません。) 
また、これはIV型アレルギー(遅延型アレルギー)に属するもので、金属に接触してすぐには症状が現れません。つまり、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などのようなI型アレルギー(即時型)のように、アレルゲンに接触して短時間に症状が現れることはなく、数日〜数ヶ月、時には、数十年経ってから突然発症することもあります。
アレルゲンとなる金属の種類は、Ni(ニッケル)、Co(コバルト)、Cr(クロム)、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Au(金)、Hg(水銀)など様々あるのですが、Ni、Cr、Coなどは矯正材料に多々含まれているのです。(;_;)

パッチテスト(PT)の結果、例えばNiのみにアレルギーがあるとわかったのなら、我々矯正歯科では、Niを含まないワイヤーやブラケット(歯につける金具)を使用して、矯正治療してゆくことが可能です。しかし、複数の金属に反応が見られたり、またPTの結果が+なのか、++++と強い反応が出ているのかによっても、矯正治療が可能かどうかが変わってきてしまうのです。

ささき矯正歯科ではそのような患者様のために、以前のブログ(06年9/2606年7/4)で学会発表の様子を書かせて頂いたように、Essix(エシックス)、Invizalign(インビザライン)等に代表される、ペットボトルのような透明樹脂製で出来た装置も研究中です。もちろん、この装置にも利点欠点があり、全ての症例を完璧に治療できる訳ではありません。が、しかし、金属アレルギーがあるからと矯正治療をあきらめていた皆様、私どもで良ければ、どうぞ一度御相談にお出で下さいませ。
(小川)

Prof.角田(写真:角田教授、小川の質問にもやさしく答えて下さいました(^^))

PMTC講演会

皆様にはまだ御紹介しておりませんでしたが、実は院長・佐々木は、蒲田歯科医師会の学術担当理事を務めさせて頂いております。その佐々木が中心となって準備されたPMTCについての講演会が、9月20日蒲田歯科医師会館にて催されました。東京医科歯科大学臨床教授・内山 茂先生の「歯周疾患をコントロールするためのPMTCとデブライドメント−メインテナンスを中心に−」と題するものです。我々ささき矯正歯科の歯科医師と歯科衛生士スタッフ一同も聞きに行って来ました。

診療終了後の時間に合わせて午後8時からという遅い時間帯の講演会だったにも関わらず、歯科助手、歯科衛生士、歯科医師ら大勢の参加があり、開演時間前にすでに会場は満杯! ギリギリに到着した我々は良席を探すのに一苦労しました(^^;)。

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略の事で、歯科医師や歯科衛生士らの専門家により、さまざまな器具とペーストを用いて、歯の面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。約20年ほど前にむし歯、歯周病の予防のために北欧でシステム化されました。簡単に言えば、歯のクリーニングの事ですね♪ しかし、ただ単に歯を綺麗に磨くというだけではなく、そこには奥深い理論的背景と、確かな技術が必要なのです。昨今、歯のエステと称してクリーニングを安易に行っている例も見受けられますが、きちんとした正しいクリーニング、PMTCを行うには、それ相応の知識と技術が必要なのです。

今回ご講演頂いた内山教授は、実は埼玉県でご開業もされており、日々の臨床の傍ら大学で教鞭もとっておられる、PMTC御研究の第一人者です。どんなに難しいお話をされるのだろうかと思いきや、さすが映画が御趣味の内山先生 ! 音楽のついた綺麗な動画と、たっぷりのユーモアを交えて、とてもわかりやすく有意義な講演をして下さいました。内山教授の書かれたPMTCの本を読んで予習していたのに、当日持参し損ねてサイン頂くのを忘れたあー(>_<)。

 我々矯正歯科医は日々の臨床で歯牙の移動ばかりに重きを置きがちですが、矯正装置の入っている患者様こそ、なお一層のPMTCが必要だと改めて痛感。内山教授のおっしゃっていた患者様に対しての『思う心』『伝える言葉』『確かな技術』という言葉にとても感銘を受けました。(小川)

※内山 茂教授のホームページ http://www.asahi-net.or.jp/%7eIJ9S-UCYM/

御講演中の内山先生蒲田歯科医師会理事・院長佐々木 
(写真左:ご講演中の内山教授)
(写真右:蒲田歯科医師会理事を務める院長が、内山教授の御紹介をしているところ)

日本矯正歯科学会で発表!

9月13日(水)から3日間、ドクター3名は日本矯正歯科学会大会で発表のため、札幌に出張してまいりました。この間医院は休診とさせて頂き、患者様にはご不便をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。しかし、今後の臨床にぜひ生かして行くべく、新しい技術や新製品、話題のテクニックなど、研鑽に励んでまいりました!

札幌は寒いのかと思いきや、おりしも素晴らしい秋晴れのお天気に恵まれました。爽やかな陽気に誘われて、飛行機を降りたらそのまま遊びに行ってしまいたい気持ちをぐっとガマン。今回は学術展示発表するとあって、その資料を梱包した長〜い筒を、まるで忍者のように後生大事に抱えて会場まで運ぶという、重要なミッションを遂行しなければなりませぬ。この筒を抱えている以上、身動きがとれませぬのだ、殿!
学会場で記念写真 
(写真:無事に任務を遂行、学術展示会場で皆で記念写真をとったところ)

今回、我々が発表したのは、『可撤式透明樹脂製矯正装置を用いたMTM』というタイトルで、7月に甲北信越矯正歯科学会で院長が発表した内容をもう少し詳細に論じたものです。矯正治療としては、まだそれほど一般的ではないテクニックですが、アレルギーなどでワイヤーの装置をつけられない方や、職業上の理由等で目立つ装置を使えない方にとっての部分矯正においては、非常に優れている方法です。ご興味ある方はどうぞ遠慮なくスタッフまでご質問下さい。

Essix治療前1Essix治療前2 
(写真上段:治療前)
Essix装着時
 (写真中段:装置装着中)
Essix治療後1Essix治療後2
 (写真下段:治療後)

我々の重要なミッションをめでたく遂行し終え、会場で様々な発表や講演で知識を深めた後、ささき矯正歯科の一行は、ススキノは、とあるお寿司屋さんで打ち上げを行いました。さすが北海道! ウニ、美味しい〜♪ホタテ、美味しい〜♪ボタン海老、美味しい〜♪ぱくぱくぱく (^.^)(^.^)(^.^)。だっていつもは回転寿司専門なんだもん、カウンターで食べるお寿司はひと味もふた味も違う。ついにDr.松久にはイクラ丼のお代わりが! 学会発表や講演の準備などはいつも診療時間外に行うため、時には深夜に及ぶ事もあるのですが、こんなに美味しい物を頂けるのならサービス残業もいといません、院長!これからも頑張ります!!と、こういう時だけは素直にそう思う松久と小川、学会の感想など語りながらこうしてススキノの夜は更けていったのでした(^^;)。(松久、小川♪)

イクラ丼業者展示 
(写真左:イクラ丼、お代わり!、
右:業者ブースにあった矯正装置をつけてている人形、可愛い☆)

甲北信越矯正歯科学会で発表!

2006年6月11日、冨山県高岡市のウイング・ウイング高岡にて開催された甲北信越矯正歯科学会に、院長 佐々木と松久が出席して来ました。大学の先生方や多くの矯正専門医の先生方が出席されていました。化粧文化やロボット工学等、歯科以外の先生達を交えた「コミュニケーションと笑顔」と題したシンポジウムも催されました。

 院長 佐々木は、『Essix appliance を用いたMTM(A case report of Minor tooth Movement with Essix appliance)』というタイトルで症例発表を行って来ました。

 院長佐々木・質疑応答中
 [写真上段:質問に答える佐々木]

essix1essix2 
[写真下段:Essix装置とそれを装着したところ]

これは目立たない透明な取り外し式の装置で、歯を移動するというもの。アレルギーなどでワイヤーの装置をつけられない方や、職業上の理由等で目立つ装置を使えない方にとっては、朗報です! ご興味ある方はどうぞ遠慮なくスタッフまでご質問下さいませ。

 富山県は、東京から車で6時間くらいです。おみやげ屋さんでは、かまぼこと昆布がたくさん並んでいました。途中立ち寄った高速のサービスエリアでは、蜃気楼ソフト、というソフトクリームが売ってました。買いませんでしたが、「どんな味なのかすごく謎です」
(松久)

北海道矯正歯科学会に出席

2006年6月11日、院長が富山で発表しているその日、小川は北海道矯正歯科学会@札幌に出席して参りました。折りしもその日は、ヨサコイソーランの最終日!観光に行きたい気持ちをぐっとこらえて、会場へ。東京は既にエアコン、ガンガン入っているというのに、さすが北海道! さ、寒い〜〜。

特別講演は、昭和大学の槇教授と北海道大学の森田教授がご発表されました。近年、歯科用CTが開発され三次元での顎骨の立体構築が可能になったのですが、槇教授はそんな最新のトピックスを交えたご講演。ちょっとわかりにくいでしょうか、要するに平面で見るレントゲン写真が、立体になり、それがコンピューター処理することによってあらゆる角度から見ることが出来るようになったというものです。(こんな感じという例→メーカー日立メディコへのリンク。)まだまだ高額の装置ですが、診断が簡素化されるように将来早く普及するといいなあ。

と、将来を夢見る前に今実行できること。森田教授は予防歯科、疫学研究の立場から我々臨床医とは違う見地からご講演なされました。その中で、"欧米人は砂糖食っても虫歯が少ない"(*注:教授はこんな下品な言葉は使われませんでしたが(^^;))というお話が興味をひきました。理由はフッ素を使用しているから。日本ではフッ素を用いる事に反対される方々もいらっしゃるので考え方は一様ではありませんが、フッ素塗布やフッ素入りの歯磨き粉は、虫歯予防には明らかに効果があります。当院でも、最初に装置を入れた患者様には、歯ブラシとフッ素入りの歯磨き粉を差し上げております。せっかく歯並びを綺麗にしても、虫歯になっては台無しですもの。
フッ素入り歯磨き粉Dr池田と共に 
[写真左:当院で使っているフッ素入り歯磨き粉、右:会場で時々当院に患者様をご紹介して下さる旭川の池田先生とお会いできました] (小川)

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