ささき矯正歯科日記

大田区蒲田駅前にある、小児から大人まで歯並び治療専門の、矯正歯科医院のブログです。

矯正治療

東京都大田区蒲田駅前にあるささき矯正歯科のブログ

プロペルによる微小骨穿孔術(MOPs)

ささき矯正歯科の杉野です。先日、PROPEL(プロペル)という新しい器材の講習会に行って参りました。

渡辺先生 プロペル受講中
(写真は、講師の渡辺矯正歯科の渡辺和也先生)

内容は、プロペルと呼ばれるドリルを用いて、歯槽骨(歯を支えている骨)に小さな穴を開けること(微小骨穿孔:MOPs)によって、その周囲の骨代謝を活性化するというものです。

矯正治療を早める治療法は、今までは、コルチコトミーと呼ばれる歯槽骨の皮質骨を削除する方法や、コルティシジョンのように特殊なメスを利用して歯槽骨に切開(骨折)を加えるなどの方法が行われてきました。しかし、これらの手技では歯茎や骨への外科的侵襲が大きく、腫れや痛みなど患者さんへの負担も大きいものでした。

そこでもっと侵襲が少なく、簡便な方法として考えられたのが、今回研鑽してきた、微小骨穿孔術(MOPs)という方法です。少量の麻酔下で行うことができ、歯肉に直接穿孔することで傷も小さく、処置時間も短縮、処置後すぐに帰宅することができます。

矯正治療による歯の移動は、歯に矯正力が加わることにより、歯の周囲組織に炎症が生じ、骨の吸収や増生を行なう細胞の働きによって生じますが、この骨に外科的な侵襲を加えることによって、骨の吸収や増生を行う細胞を活性化する物質が多く出現し、歯の移動速度が速まる現象が起こることが期待できます。
この現象を利用したものが、プロペルによる微小骨穿孔術(MOPs)なのです。

プロペル模型

しかしながら、まだ学術的、科学的根拠(エビデンス)が得られておりません。

講習会で紹介された症例からも、効果の期待できる治療方法だと考えられますが、効果につきましては、今後またご報告できたらと考えております。
やっと薬事法の認可もおりましたので、今後積極的に導入してゆきたいと考えていますので、興味のある方は、いつでもご相談下さい。

※ MOP:Micro-Osteoperforations

マルチループワイヤーと矯正用インプラントのセミナー受講

2013年9月8日に、杉野先生が矯正のセミナーに参加して来ましたので、そのレポートです。


大田区蒲田駅前のささき矯正歯科の杉野です。

今日は10時〜17時まで、矯正のセミナーに参加しました。テーマは「MEAWと呼ばれるマルチループワイヤーと矯正用インプラントを組み合わせた矯正治療」で、講師は熊本で専門開業されている池上富雄先生でした。

昨年に矯正用インプラントアンカーが薬事法で認可されてから、当院でも利用することが多くなりました。インプラントアンカーを用いた矯正治療は、従来の矯正治療に比べ、期間も短縮でき、何より患者さんにかかる負担も軽減できるので、これからの矯正治療もますます進歩していくのではないかと考えられます。

インプラントアンカーに加え、マルチループについても勉強したいと考えていたので、今回のセミナーは、自分にとって面白く、たいへん有益でした。セミナーで学んだ事をこれからの臨床の場においても、どんどん活用していきたいと思います。(杉野)

杉野先生が矯正セミナーに参加1 杉野先生が矯正セミナーに参加3 杉野先生が矯正セミナーに参加2

歯科矯正用インプラントアンカーが薬事法で認可されました

欧米などでは使われているのに、日本では薬事法の認可が下りていないために、使用できない商品が数多くあります。
歯を移動する時に、歯を移動するための矯正力の固定源として使われて来た矯正用のインプラントもその一つです。

歯科矯正用インプラントアンカー骨を接合する目的で開発された製品なので、骨折や顎変形症の外科手術には使えるのですが、それ以外の、矯正治療のための使用は適用外で、許可が下りていなかったのです。
そのために、日本では、患者様の同意の上で、自己責任で使用されてきました。

このたび、厚生労働省からインプラントアンカー(仮称)の公知申請が認められ、“歯科矯正用アンカースクリュー”として一般的名称が新設されることとなり(官報第5851号:2012年7月27日)、その後、複数企業の製品が薬事承認されました。

これで、堂々と矯正治療にインプラントアンカーが使用できるようになります。 \(^o^)/

長年、認可に向けてご尽力されてきた一般社団法人「日本矯正歯科学会」の関係者の皆様には、頭が下がる思いです。ささき矯正歯科も、日本矯正歯科学会が作成した「歯科矯正用アンカースクリューガイドライン」にのっとって、今後、使用してゆく所存です。

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八重歯ガール?付け八重歯?

最近、八重歯ガールが流行っているらしい。それも、もともと綺麗な歯に、わざわざ付け八重歯をするんだそうだ。もちろん、矯正治療で悪い歯並びにして八重歯を作リ出すこともできるわけだけど、うーん?????
矯正専門医としては、意味不明。よくわからーん!なんで?!

まず、改めて、八重歯とは。
専門的には、犬歯低位唇側転位と言い、歯列弓から歯肉側外側にはみ出してしまった犬歯の事を言います。顎の大きさに対して、相対的に歯が大きく、歯が生えるスペースが足りないために生じる事が多くあります。

また、前歯、小臼歯、大臼歯とも2本ずつあるのに対し、犬歯は、1本しか存在せず歯根も一番長いため、咬み合わせ上、キーとなるとても重要な歯となっています。(※注:智歯を含めると大臼歯は3本あることも。)

ところが、八重歯の場合は咬み合わせに関与していないので、見た目だけではなく、咬み合わせ上も非常によろしくないのです。ゆえに、健康上の理由からも、八重歯は矯正治療を行った方が良いのです。
八重歯の矯正治療(ささき矯正歯科)

八重歯の矯正治療は、あくまでも「歯を正しい位置まで動かして」治す治療ですが、もうひとつ、八重歯を抜いてブリッジにしたり、歯並びの悪い部分を全て削ってセラミック等を装着したりして、歯並びを治す方法(審美歯科)があります。矯正治療に時間をかけられなかったりする、芸能人がよく行う方法です。
しかし、「健康」という観点からは、いかがでしょうか?

もちろん矯正治療を行う場合でも、1本しかない犬歯のかわりに小臼歯を抜歯する事はよくありますが、数多くの歯を動かすことによって正しい咬み合わせを作ることができますし、健全な歯を削ることはありません。
反して、審美歯科では、八重歯部分に限局した治療のため、お口の中全体の咬み合わせは改善できませんし、健全な歯を削るというリスクや、ブリッジの場合は人工歯が入ります。

「健康と歯の長寿」を考えれば、矯正治療の方が秀でていることは明らかです。

矯正治療でネックとなるのは、やはり装置の見た目と治療期間でしょうか。
装置の見た目は、今はかなり改善されて目立たなくなってきています。が、骨の中で歯根を動かしてゆく治療ですから、骨や歯根に負担がかかることを避けるために、わずかずつ時間をかけて動かさざるを得ないのです。でも、長い一生に鑑みれば、ほんの数年のことでしょう。
目立たないセラミックブラケット(ささき矯正歯科)舌側矯正リンガルブラケット(ささき矯正歯科)

しかし、もし、あなたに八重歯があっても、そのことで卑屈になったり、コンプレックスを感じたりする必要はありません。八重歯であろうとなかろうと、あなたは十分チャーミングで、あなたの人生はキラキラ輝いているのですから。
もちろん、八重歯を含めて、悪い歯並びは、健康上の理由からも治した方が良いのですが、国民皆保険の恩恵から外れておりますので、難しいところです。

と、書き綴ってきたところで、あらためて。

なのに、なんで、付け八重歯?????
なんで、わざわざ不健康な状態に???
黒目を大きく見せるカラーコンタクトや、まつ毛のエクステ、ピアスみたいなイメージ???

と考えていたら、こんな記事を見つけました。
日本人が八重歯を好む理由
なるほど、美意識の文化論としては面白いかも。

私たちは医療を提供しています。もし八重歯にして欲しいという患者様が来院されたら、断固拒否します。それは医療ではありません。
私たちはあくまでも、健康美・機能美を追求していきたいと考えています。
(文責:小川)

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歯列矯正で、ホワイトワイヤーとセラミックブラケット

台風一過、あっという間に9月です!
今月から月末の土曜日、第4、5土曜を休診する事になりました。患者の皆様にはご不便をおかけ致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。 m(_ _)m

さて、ささき矯正歯科では、歯列矯正で、目立たないホワイトワイヤーやセラミックブラケットを扱っております。
特に上下顎前歯部は、特別料金を頂く事なく、標準で、セラミックブラケットを使っています。
ホワイトワイヤーとセラミックブラケット

その、ささき矯正歯科で使用している、INVU(インビュー)セラミックブラケットが、TVのCMで流れています。
毎週土曜日夜8:55〜9:50『あっぱれ!KANAGAWA 大行進』(テレビ神奈川)で流れているのですが、ご覧になった方はおられますでしょうか?

残念ながら、ささき矯正歯科全員、まだ放送を見る事ができていないのですが、あなたの歯の色.comでご覧になれます。
あなたの歯の色.com

もちろん、INVU以外の、目立たないブラケットも各種ご用意してありますが、神奈川県にお住まいの方、「あっぱれ!KANAGAWA 大行進」を見る時は、CMも要チェキ!です♪ (^^)

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放射線被爆と歯科治療

連日暑い日々が続いていましたが、梅雨が明け、本格的な猛暑がやってきました。
快適に治療を受けて頂くためにはエアコンは必須!! ですが、ささき矯正歯科では節電を意識して、待合室の温度を若干高めに設定しました。患者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 m(_ _)m

さて、最近よく、歯科で撮影するレントゲン写真の被爆について、質問を受けます。
全国歯科大学・歯学部附属病院診療放射線技師連絡協議会により引用しますと、
年間の自然放射線 2.4mSv
胃X線写真(集団検診) 0.6mSv
東京ニューヨーク間飛行機往復 0.2mSv
胸部X線写真(集団検診) 0.05mSv
歯科用X線写真(パノラマ) 0.01mSv
歯科矯正治療においては、これから生えてくる永久歯の数や形、歯槽骨が吸収していないかどうか、また、上下顎骨の形や位置関係等を調べるために、治療前のレントゲン写真による検査を行うことが殆どです。

矯正治療のリスクを減らすために、ささき矯正歯科では治療前に、最低2枚のレントゲン写真を撮影しております。

健康に問題ないレベルとは言え、不必要な撮影はもちろん避けなければなりません。ささき矯正歯科では今後とも、レントゲン写真については注意深く撮影を行ってゆくよう、努力してまいりたいと思います。

全国歯科大学・歯学部附属病院診療放射線技師連絡協議会の左サイドメニューの、「被爆に関するFAQ」にもう少し詳しく説明が書かれてありますので、どうぞご参照下さい。



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舌側矯正(リンガル)、インコグニトのセミナーに行ってきました

Dr.Wiechmann先日、舌側矯正のセミナーに出席してきました。インコグニトという、ドイツで開発されたリンガルブラケットについての講習会で、2日間、みっちり実習もやってきました。
インコグニト、またはインコグニートと呼ばれていますが、正確にはIncignitoと綴ります。

医療の世界は日進月歩で、矯正歯科も変わりはありません。日々、新製品や新しい治療法が生まれています。

ちょっと専門的になりますが、ささき矯正歯科では、舌側矯正のブラケット(歯の裏側に付ける金具のこと)は、リンガルブラケットの草分け、カーツ(Kurz)を長らく使ってきました。歴史も長いブラケットなので、信頼性は抜群です。

その後、日本人の竹元先生がイタリアのスクッゾ先生と共にstbライトリンガルブラケットを開発されたので、現在、診療室では、stbブラケットも使用しています。
こちらは、デコボコ(叢生)歯列の多い日本人向けに開発されており、デコボコがあってブラケットを接着するスペースが小さくても大丈夫、世界最小で、そのため違和感が少ないという特徴があります。

以上のブラケットは既製品で、その方の歯の形にあうように、あらかじめ技工師さんにブラケットの接着面を加工してもらいます。

歯の表側は、人によって歯の形に大差はないのですが、歯の裏側の形は非常に個人差があります。ですので、通常の表側のブラケットの接着手順とは異なり、その人固有の歯の形に既製のブラケットの接着面を合わせるという、ちょっとした技工の手間が必要になるのです。

それに反して、今回ご紹介するインコグニトは、フルオーダーメイドのブラケットです。

舌側矯正・インコグニト・リンガルブラケットお口の歯型(印象)をドイツの技工センターに送るのですが、そこで、コンピューターを使ったCADCAMのシステムを使うことにより、一人一人の歯の形と歯並びに合わせて、精密にその方にピッタリのブラケットとワイヤーが製造されてきます。
(ちなみに、歯型をとった後に虫歯の治療をすると、ブラケットもワイヤーも合わなくなってしまいます(^^;)。)
舌側矯正は、精密な仕上がりが難しいと言われていますが、インコグニートはブラケットのみならずワイヤーもコンピューターで設計されてきますので、舌側矯正の欠点をかなり補ってくれそうです。

また、裏側矯正は歯ブラシが非常に難しいのですが、インコグニトは100%オーダーメイドの金具ですから、何といっても清掃性抜群、歯肉炎になる率が格段に少なくなります。さらに、オーダーメイドのため金具本体を薄くすることができ、違和感も軽減できます。ブラケットは通常、ニッケルやコバルトなどが使われていますが、インコグニートは、金合金が使われています。

実際のところは、カーツ、stb、インコグニート、それぞれの装置に優れたところがあるので、患者様と相談の上、症例ごとに選択することになろうかと、考えています。

面白いことに、ブラケットとワイヤーによる矯正治療は米国、取り外し式の床矯正装置はヨーロッパという歴史的な流れがあります。が、舌側矯正は1970年代に藤田先生らにより世界で始めて日本で開発されました。今も国民性?によって、好みが別れ、舌側矯正は、米国よりも、日本やフランスを中心としたヨーロッパで盛んです。

もし、あなたが見えない矯正治療、舌側矯正(リンガル)をお望みでしたら、お口の中を拝見させて頂いた上で、ベストな治療法を御提案させて頂きたいと思っています。(佐々木)

※写真;講師のWiechmann先生と院長・佐々木/インコグニートパンフレットより装置の写真

(PS)インコグニートと聞いて、黄色いジャケットの名盤CDを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?(^^;) (小川)

小顔とMFTと歯並びの関係♪

院長佐々木がお子さんの参観日のために留守にしていたある日のこと、その日は小川の診療日でしたが、早々に午前中の診療を終えてしまいました。昼休みまでまだ1時間以上もあります。患者様の予約が入らない、こんなのどかな日も時にはあるのです。今日はみんな、参観日デイなの??
この時とばかり、小川はホームページの修正や、日ごろなかなか出来なかった雑用などの事務作業に精を出し、医局にこもっておりました。

牙が生えた?!(ポスチャー)ふと診療室に目をやってみると、おおおおおー!スタッフ全員、牙が生えてるぅ!!!)

パソコン作業が続いて、目が疲れているのか?ごしごし。

よく見ると、スタッフ全員、ストローをくわえてポスチャーの練習をしていたのでした。

ポスチャーとは、MFT(筋機能療法)の一つで、舌を上顎のスポットに吸いつけて舌筋を強くする練習法です。実は、歯並びと、口腔周囲筋(舌や頬や咬む筋肉など)は密接に関係があり、お口の周りの筋肉の使い方のバランスが悪いと、歯並びが悪くなるだけでなく、矯正治療後も歯が後戻りしやすくなってしまうのです。
ささき矯正歯科では、MFT(筋機能療法)も、スタッフ全員歯科衛生士ですので、彼女達を中心に積極的に行っています。

このポスチャー、簡単そうに見えて、実は上手に出来ない方も大勢いらっしゃる、なかなか難しいものなのです。が、うちのスタッフは全員皆、出来るはず。なのに、なんで?
「いやあ、先生、知らないんですか?舌根部(舌の付け根)の筋肉も使うから、小顔になって二重顎の予防にもなるんですよぉ♪。」
そか、小顔になる努力をしていたところでしたか。(^^;)

院内プチ勉強会その後、診療についての大質問大会になり、急きょセファロ(横顔のレントゲン写真)の計測点について、小川が講師のプチ院内セミナーとなりました。

勉強好きのうちのスタッフ達、院長がいなくともサボってなんかいませんよ〜。(^^;)
しかし、牙が生えたままでのプチセミナーって……。(ちなみに牙状態でも、ムニャムニャとしゃべれるので、ディスカッションは白熱しました。)

【オマケ】

以下に簡単に、小顔になる口腔周囲筋の筋トレ、ポスチャーを説明しておきます。ここを読んで下さっている皆様も、練習して小顔になって下さいね!

スポットの位置まず、上顎の前歯の裏側の歯ぐきの部分に舌をつけます。
ここがスポットと呼ばれる重要な部分です。
日常の生活においても普段、ここを常に意識して舌をあてておくようにしましょう。

MFT:スポットポジション

奥歯の上に舌がかぶさらないようにして、舌を吸い上げます。左右対称に平たい形になればOK。

MFT:ストローの咬み方MFT:ポスチャーこの位置を忘れないようにして、犬歯のあたりでストローを咬みます。

ちょうどストローの上に、舌がのるので、舌がうまく持ち上げられない方でも、楽に上顎に舌がつくようになります。

これを最初は5分くらいから、慣れたら少しずつ時間を延ばしていって、できるだけ長時間、舌を上顎に吸いつけておくようにします。さあ、皆さん、上手にできましたか?
(小川)

(※以上、オマケ部分のポスチャーの写真は、わかば出版「口腔筋機能療法(MFT)の臨床」(監修者 山口秀晴、大野粛英、佐々木洋)より、転載しています。)

”スマステ”で『クリアライナー』と『ムーシールド』が紹介されました!

 もう随分前のお話になってしまいましたが、3月1日に『知らないと損する?! 最新医療2008』と題する特集がTV放送されました!なんと、香取慎吾君が出ている、あの「スマステ」で!!
すぐブログを書けばいいものを、いつも後手後手にまわってしまい、どうもスミマセン。「仕事を先送りにしない!」を今年の目標にしようかしらん…。

医科・歯科あわせて幾つかトピックスがあったのですが、その中には矯正治療に関する話題もありました。題して、『相手に気づかれない歯科矯正・クリアライナー』と『整形手術なしで顔の形が変わる?! ムーシールド』の二つです。 目立つタイトルをという気持ちはわかりますが、なんと衝撃的なタイトルなんでしょう! 先月、ムーシールドのセミナーを受講してきたばかりですが、スマステの取材を受けたセミナー講師の柳澤先生も、大げさなタイトルにびっくりしたとおっしゃっていました(^^;)。

プラスチックシートを用いた装置さて、ささき矯正歯科では、今回TVで放送されたクリアライナーが日本に紹介されるずっと前から、プラスチックシートを用いた矯正装置の研究を続けてまいりました。既に何回か学会でも発表させて頂いております。(2007年の発表(1)2007年の発表(2)2006年の発表(1)2006年の発表(2)
このような透明で目立たない装置は、アクアシステムやクリアライナー、エシックス、インビザラインなど幾つかに代表され、それぞれ違いはありますが、装置の得意・不得意、利点・欠点は、ほぼ同じです。

TVをご覧になった方は、「こんなに目立たずに治せるのなら、ワイヤーなんて嫌だ、絶対この装置がいい」と誰しもお考えになるはずです。 しかし、残念ながら全ての方がこの装置だけで綺麗に治る訳ではありません。
私たち矯正医も頑張っておりますが、現在の所やはり精密に歯を動かすには、従来からの装置のほうが良い場合が多いのです。 ゴメンナサイ…。

特に、舌側矯正装置上顎と下顎で骨格的なズレが大きい方、口元を引っ込めたい方(歯を抜いて治した方が横顔が綺麗になる方)などは、歯の裏側にワイヤーをつけて全く表からは見えない舌側矯正の方が、良いかもしれません。また、クリアライナーのような取り外し式の装置は、自分で決められた時間装着することが必要になりますので、面倒くさがり屋さんにも向いていない装置と言えましょう。
しかし、例えば、最初この装置を使ってそれからワイヤーの装置で仕上げる、逆にワイヤーの装置を最初使ってそれからこのような装置で仕上げる等、併用も可能です。また、金属アレルギーなどで矯正をあきらめていた方にも使えますので、まずはお口の中を拝見させて頂き診断させて頂けたら、詳しくご説明できるかと思います。

ムーシールドムーシールドは、取り外し式の装置の中でも、非常にシンプルな形をしています。そのため、小さなお子様でも安心して使え、「三歳から始める受け口の矯正治療」というキャッチフレーズがついているくらいです(^^)。

しかし、この装置も骨格的に上下の顎の骨のズレが大きい方は、限界があります。逆に1本だけ逆というような歯の生えてきた位置に問題がある場合は、放置しておいても永久歯が生えてきて自然に治ることもあるので、装置は必要ないかもしれません。
特に効果的なのは、舌癖のあるお子様なのですが、これがなかなか難しい! 舌で下の前歯を押すために反対になっているのですが、装置をはめると舌が排除されるため、嫌がってすぐ口の外に出してしまうことも多々あります。また、舌癖のある方は口呼吸の事が多く、息苦しく感じてなかなか長時間はめてくれなかったり…。いずれにせよ慣れてしまえば、大丈夫なのですが。

前歯の反対が治れば確かに下の唇はひっこんで横顔は良くなりますが、TVのサブタイトルになっていた整形手術云々はちょっと大げさかと思います(^^;)。その後の顎の発育がいい方向に向かいやすい事は事実ですが、、骨格そのものを変えられる装置ではありませんので。。。

透明な装置もムーシールドも舌側矯正も、ささき矯正歯科では各種取り扱っております。歯並びのご相談は無料ですので、よろしければお電話でご予約の上、ご来院下さいませ。(小川)

患者様のキモチ(矯正治療を経験した歯科医師)

昨日、成人式だった皆様、おめでとうございます!これからの人生、色々大変な事もあるかと思いますが、幸せに歩んで行って下さいますよう、エールを送ります。『フレー、フレー、はたち!!』\(^o^)/

さて、今年初めてのブログは、矯正治療経験者のインタビューで始めたいと思います。

昨年末、ささき矯正歯科の歯科医師・松久が、めでたく動的矯正治療(ワイヤーで歯を動かす治療)を終了し、保定(後戻り防止装置で歯を固める段階)に入りました。小川をはじめ、当院のスタッフは矯正治療経験者が多くおりますが、患者様のキモチとして、今回はDr.松久に矯正治療経験談を語ってもらうことにしました。

インタビュアー 小川 (以下と略します) 「矯正治療をやってみた感想を一言どうぞ。」
体験者 松久 (以下と略します) 「い、痛かったです。」
 「どのくらい痛かったのでしょうか。」
 「ハクションとくしゃみをしても、じわ〜と痛かったです。特に装置セット後1週間くらいは咬みしめられない状態が続いて、アイスばかり食べてました(:_;)。」
 「そうですよね、私も装置を入れて3日目くらいは、コンビニのおにぎりのパリッとした海苔を食べても痛かった...。装置を入れた直後より、2〜3日経ってからの方が痛いですよね。」

 「おまけに私は色々と実験を試みたので、通常は1カ月に1回行うようなこと、例えばワイヤーを締め直したり、エラストチェーンを交換したりとか、毎日家に帰ってからやってました。」
 「ひぇー、それは凄い(@O@)!自分でやるってことも凄いし、毎日ってことも凄いし。」
 「毎日装置をいじっても、決して歯の動きは早くならないという事を学習しました(笑)。痛いばかりで。」
 「組織学的に硝子様変性が生じると一時的に歯牙移動は阻害されるということを、身をもって体験された訳ですね(^^;)。やはり弱い力で血流を阻害しないようにして、持続的に力をかけるという事が大切なのですねえ。ここを読んで下さっている患者様方、自分でかけるゴムは、かけたり外したりしないで、ましてや昼間サボったから夜は二重にして力を強くしてかけるなんて事は、NGですよ!」

 「松久先生、痛い話ばっかりでは、皆さん矯正を始めるのが嫌になってしまいますから、何か良い事の話もして下さいよ(笑)。」
 「今まで時間がなかったりしてなかなか出来なかったのですが、矯正をやってみて良かったです。今となっては良い思い出です。患者様の気持ちが非常によくわかるようになりました。痛み以外にも、細かな事が色々とよりわかるようになりました。ワイヤーの端の処理をきちんとしないとひっかかるとか、リテーナー(後戻り防止装置)も自分で作ったのですが、研磨がいい加減だと気になるとか、きちんと装着していないとすぐ歯が後戻りする方向に動いてきてかみ合わせが変わってくるとんだなとか…。」

 「松久先生はどこを矯正されたのですか?」
 「上の側切歯(2番目の前歯)が1本引っこんでいて、そこだけの部分矯正を行いました。」
 「ご自分で治療されたのですか?」
 「ブラケット(金具)の接着、ワイヤーの着脱、ブラケットの除去や歯面研磨まで、全て自分で行ないました。だいたいは家でやってました。」
 「ひゃあ、全体的に矯正治療された訳ではないと言え、全部自分で!(@o@;) いや〜、普通自分ではできないですよ。凄いなあ。私が矯正治療した時は、鏡を見ても奥歯のかみ合わせなど自分では良く見えないし、自分でワイヤーを外そうとしてセラミックの金具のウイング(角)を割ってしまうし(注釈:金属よりもセラミックの方が破損しやすい)、全部佐々木院長にやってもらいましたよ。」
 「私の場合は、奥歯に病巣があってそちらの治療が完治していなかったせいもあって、上だけの部分矯正をしました。非抜歯で行ったため、スペースを作るためにストリッピング(歯の幅を小さくするために一層表面をそぎ落とすこと)も自分でしたのですが、これも痛かったです。」
 「あ、また痛いっていうし、患者様の皆さんがひいてしまいますよ(汗)。」
 「あー、いえいえ、歯ブラシの難しさも理解できましたし、患者様の気持ちがわかるということが一番の収穫でしたが、それ以上に自分自身ずっと気になっていた所でしたので、矯正して良い咬合を得られて、本当に良かったと思っているんですよー!!」

 「あはは、それを聞いて安心しました。では最後にこれから矯正治療を始めようと思っている皆様へ、一言お願いします。」
 「もし出来るなら、やはり矯正治療は若いうちにやっておいた方がいいと思います。かみ合わせももちろんですが、前歯が綺麗に並んでいて美しいと、やはり嬉しいです。しかし、何歳になってからでも歯周組織が健康であれば矯正治療は始められますので、もし今歯並びで悩んでおられる方は、ぜひ一度矯正相談にいらして下さい。ささき矯正歯科は、相談無料ですし(笑)。」
 「そうですね、私も顎関節症になって、一般歯科の主治医の勧めで矯正を始めたのが40代後半。私が矯正治療を担当した患者様の最高齢は72歳です。部分矯正でしたが。何歳からでもスタートできますので、ぜひ歯並びでお悩みの方は ささき矯正歯科へお出で下さい。」
 「最後は宣伝っぽくなってしまいましたが、松久先生、お忙しいところインタビューどうも有難うございました。」
 「患者様の気持ちになってこれまで以上に、丁寧な診療を心掛けたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。」

松RT全体松RT拡大<写真:Dr.松久が自分で作った、遊び心のあるリテーナー(後戻り防止装置)。拡大してよ
〜く見ると自分のイニシャル「J」をワイヤーで曲げて、埋め込んでありました(^^;)>

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